イギリス・アレキサンドラパレス展示会のご報告
The Knitting and Stitching Show

ロンドン、アレキサンドラパレスの手芸展『The Knitting and Stitching Show』 は、年1回開催されるイギリス最大の手芸展です。
イギリス中の手芸家が出展する注目の展示会で、毎年世界中から3~5名の手芸家が特別招待作家として出展します。
昨年は、佐古孝子先生が日本のビース織り作家として招待を受け、2008年10月9日から12日の4日間、作品の展示を行いました。

折しも、昨年は日英交流150周年の記念の年にあたり、佐古孝子先生の展示は日英交流150周年の登録行事として認定されました。
さすがに手芸への関心が高いイギリスらしく、手芸学校の生徒さんや親子3代にわたっての手芸ファンなどが来場して大変賑いました。

刺繍や編物の展示が多い中、ビーズ織りを初めてみる人には刺繍のように見えるようで、ビースで織り上げていることを知ると目を輝かせ、身を乗り出して作品をご覧になっていました。ビース織りはイギリスでは大変珍しいようです。大勢の方々から日本の文化の素晴らしさ、ビーズ織りの美しい作品に沢山の賞賛のメッセージを頂きました。